セミナー講師になりたい人の気持ちがわからない
セミナー講師になりたい理由がわからない
セミナー講師の仕事はたまにやります。独立診断士として活動していれば、どこかで話が来るのは間違いないです。手を挙げていればいつかはできると思います。別に手を挙げなくても、仲間内でやってしまったっていいわけです。それこそ研究会など。
セミナーの仕事についての詳細については以前書いたものを参照して頂ければと思います。
ただ、「セミナー講師」になるためのセミナーを受けてまで、セミナー講師になりたい理由がよくわかりません。広告も見てみましたが、全員が胡散臭い顔に見えてしまいます。
スーツが青かったり、メガネの色が独特だったり、ひよこ食いの記事を書いた時と同じになってしまいますが、インパクトを高めるために、普通じゃないんですよね。
もちろん話すのが苦手な人がいらっしゃるのはよくわかりますし、話し方講座などを学びに行かれるのは理解ができます。コンサルティングでも必要になりますし。
私はセミナー業に向いていない
セミナーの価値はあることは十分わかってはいるんです。セミナーをきっかけにしてクライアントになった方がいるという話もよく聞きますし。私もセミナーをしているときは楽しいところもあります。その時間は必死ですし、何とか少しでも持ち帰ってもらおうと顔を見ながら頭をフル回転させます。
ですが、セミナー講師のやりがいについて、私はよくわかりません。アンケート結果はいつも気にしますし、興味が無いわけではないのです。アンケート評価も比較的いい方だと思います。
ただ、同じ話を複数回するということに飽きがあるというのもあります。
同じゲームを複数回クリアすることはほとんどないですし、漫画、アニメを何度も見ることはほぼないです。(数年経つと懐かしいので見ることはありますが。)町を訪れることが仕事柄もあって好きですが、旅行で同じ場所にリピートすることもほとんどありません。結局飽き性なんです。
もう一つは私の性格のせいかもしれませんが、反応がダイレクトでないからというのがあるのかもしれません。あとは私が相手の事を知ることができないからかもしれません。
つまり飽き性な人だったり、分析が好きな人はセミナーに向いていないんでしょう。セミナーに向いている人はルーチンワークが好きで、話すこと、目立つことが好きな人なんでしょう。
こんなことを言っていても、セミナーの仕事を頂けるのはありがたいですし、喜んで引き受けます。仕事を頂ける方がいれば是非(笑)
ZOOMとセミナー講師
コロナ禍でZOOMでのオンラインセミナーが山のように増えています。ZOOMで参加できるようになってしまえば、日本一の人の話を簡単に聞けるので、限られた時間の中で新人の話などを聞く必要はないですし、需要が無くなってしまうような気もします。そして録画もボタン一つで簡単にできてしまいますし。
ただ、こういったことって、今までもDVDにしてダウンロードするというやり方で出来たんですよね。なんで今まででも出来ていたことがやらなかったのかという方が疑問ですし、そこにセミナー講師の意味があるような気はします。
結局、セミナーって営業活動のための集客だったり、会食の前の前座なんですよね。だから有名人を使いたいというのが理由で、内容に関しては本気でない場合が多いというのもあります。(もちろん本気の内容のセミナーも沢山あることは分かっていますが。)
集客・前座であれば、録画ではあまり意味を持たないし、直接会えないならTVと一緒だからわざわざ見ないですよね。
今後、オンラインで対応できるセミナー講師となる人は質問や双方向性をうまく使える人になってくるような気がします。ブレイクアウトセッションとかの運用スキルよりはその場だからこそできるラジオ的な能力ですね。
ただ、そうなると幅広い、多数の質問に答えられる能力になるので、結局、知識と経験がものをいうようになるんでしょうね。属性も違う中で、質問に答えるのは大変だと思いますが。
この記事を書いた理由
セミナー講師の広告を調べてみて、内容が本当にこれでいいのかと思ったので。
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