独立のための勉強9:理論更新研修を受けよう

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理論更新研修は面倒でも役に立つ

診断士しかできないことの一つに理論更新研修があります。診断士の知識を補充するために、毎年1回受ける必要があるもの(実際は5年で5回なので、固めて受けてもOK)です。

理論更新研修の内容について当たり外れはあります。もちろん、テーマだったり、診断士のレベルだったり、色々な要因があります。最近は民間が実施しているZOOMで受けられる理論更新研修も増えてきています。

面白くないだとか、時間が長いだとか、研修が高いなど、色々と言われている要素はありますが、年に1回は理論更新研修は受けた方がいいと思っています。

ただ、プロコンを目指すなら受け方は変えてみる

セミナーを漠然と受けていて面白くないのは当然です。

ただ、見方を変えると、プロコンがやっているセミナーを見ることができる数少ない機会です。相手は全て診断士という中で、どういった内容にしているかという見方で見てみましょう。

また、自分が作るならどうするかというのが一つです。そして、どういう準備をしているのかということ、タイムスケジュールはどうやって調整しているかということも勉強になります。

セミナーの作り方はみんな違う

独立する前に沢山セミナーに行っておくのはいいことだと思います。ただ、独立してからでも可能なので、そこまで準備が重要ではありません。

独立前でも独立後でも、色々なセミナーを見てみて、セミナー自体の進め方を勉強しましょう。ただ、セミナーの内容はそんなに気にしないでもいいです。

セミナー資料のの作り方はみんな違っています。パワーポイントの使い方、枚数も全然違います。私は基本的に1分1枚の想定で作りますが、1枚だけの資料でされる人もいます。

言葉づかいやテンポ、笑いのポイントの多寡、注目の集め方、資料の見やすさなどについてもどういうのがいいのかは体験してみないとわかりません。内容についてはなぜ、この内容を取り上げたんだろうというようなことを考えたまた、自分に合っているのはどれかというのも考えておくといいと思います。

幾つかのセミナーを見た後には、一度自分で作ってみましょう。最初はアニメーションとかを使いたくなると思いますが、あんまり私は使っていません。アニメーションは一度作り上げてからで十分です。

資料を作ってからは一度ロールプレイングをやってみましょう。タイムスケジュールが上手くできないことがよくわかると思います。

最終的には自分に合うセミナーの形を見つけていく必要があります。

こういったセミナーの勉強をする上で、理論更新研修は受けていても自然なので、非常にやりやすいということで、まずここから受けてみるのをお勧めします。ZOOMの運用は通常のセミナーとは違ってくるので、最初は余りお勧めはしないです。絶対にZOOMの方が受ける方からすると楽だと思いますけどね。


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中小企業診断士

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