おすすめ漫画:火の鳥

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火の鳥とは

手塚治虫の代表作の一つです。「ブラックジャック」「鉄腕アトム」の方が、今での再アニメ化やキャラクターとしてよく出てくるので有名かもしれません。平成2桁生まれで漫画自体を読んだことがある人などは少ないようにも思います。

私も角川文庫版しか読んでいないので、偉そうなことは言えませんが、黎明編、未来編・・・・と過去と未来から現代に向かっていく形になっています。

詳しい内容は他のブログやサイトでも沢山掲載されているので、私が細かいことを記載する必要はないと思うので、中小企業診断士目線でお勧めするポイントを記載しようかと。

結局、コンサルには哲学が必要になる

なぜ、中小企業診断士に「火の鳥」を読むことを勧めるかというと哲学だからです。

堅苦しいはなしをしたいわけではないのですが、仕事をしていれば、悩むタイミングがやっぱり来ます。会社を潰すことになるかもしれない。社長に厳しいことを言わない方が楽になるかもしれない。2代目、3代目の社長なんかよりも会社のことについて悩んでいるんじゃないかと思うときだってあります。(実際は社長の悩みはもっと大きいですが。)

そんな時、鳳凰編の我王のセリフ「宇宙のなかに人生などいっさい無だ!ちっぽけなごみなのだ!」というのはどれだけ助けられたか。

ちっぽけなゴミだとわかって、できる限りのことをするということが、私はコンサルだと思っています。

黎明編、未来編、鳳凰編は絶対読んで欲しいと思っています。

でも結局は単純に手塚治虫の本が好き

でもブログに書こうと思ったのは単純に手塚治虫の本が好きだから。

「七色いんこ」「人間昆虫記」「鳥人大系」「奇子」「地球を呑む」「MW」「やけっぱちのマリア」「アポロの歌」「人間ども集まれ!」「アラバスター」とか正直人気はいまひとつ、だけど設定がぶっ飛んでいる作品の方が好きです。(知っている人が見れば、人間が腐っているのがわかるとおもいますが。)

コンサルとして必要なことは「何でもOK」と受け入れること

私としてはコンサルとして必要なことは何でもOKと受け止めることだと思っています。今の会社に至った原因などは千差万別ですし、社長が悪いことをした場合もあります。でも、それはそれ。

もちろん法令順守は当たり前ですが、今は対応ができていない会社も沢山あります。特に雇用関係などはその最たるものです。何とかしたいという意思を持った上で、最終的なゴールとして目指すことをサポートしていくしか、コンサルにはできません。

「〇〇すべき」「〇〇が悪い」と頭ごなし、上から目線でやる診断士が問題を起こす場合も多いですが、手塚治虫の本を読んで、「こんな世界もある。」「こんな設定でもいい。」という大らかな気持ちを持つのがいいんではないかと思ったりします。


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中小企業診断士

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