中小企業診断士の価値の出し方
10万円の顧問料は高いのか?
税理士の顧問料は売上によって差が出ますが、月々4万円ぐらいだったり、2万円ぐらいに下がっていたりしますが、中小企業診断士の顧問料は10万円ぐらいの場合が多いです。5万円程度でされている方もたくさんいらっしゃるとは思いますが。
私自身は15万円~20万円をベースに考えています。企業の状況によって10万円程度にする場合もありますけど、あまり安い値段でやっていません。
高いと思う方も多いかもしれませんが、私が提案する内容は、100万円や200万円の利益改善になることは平気でありますし、資金繰りや金融機関交渉のための資料作成支援という形で、会社の人ではできないことをやっているので、正直安いぐらいだと思っています。
もちろん、売上規模が1,000万円程度の企業ではそんなことはありませんが、年間の粗利額が1億円を超える企業であれば、十分だと思っています。
だいたい、年収500万円をもらっている内部の従業員ができないことを200万円程度(月15万円)でやるわけですから、診断士を使う企業はお買い得だなと思います。
診断士の価値の出し方は一つではない
10万円の価値を出す方法が診断士にはたくさんあります。以下はその代表例です。
- 業務効率化によるコストダウン
- 顧客開拓による売上向上
- 値付け、仕入れの見直し、ロスの削減による利益率改善
- マネジメントの改善による社長の心理的不安の解消
また、診断士はそれぞれの人が違っているので、自分の全く同じ代わりはできません。
税理士さんを筆頭に、行政書士さん、弁理士さん、弁護士さんなど他の士業は代わりが利きやすいので、価格勝負になってしまうというのはあります。この辺りは診断士との違いです。
もちろん、幅広い知識を常に補充しないといけないという大変さはありますが、診断士だからできるところだと思います。こういった内容は税理士さんだってできることではありますけど、ほとんどの人は興味が無いでしょうし。
記事を書いた理由
診断士の年収というのが人気の記事になっているので、診断士が十分にお金を稼げる価値を出せるということを記載した方がいいかと思って書きました。
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