キャッシュフロー計算書の重要性

目次

キャッシュフロー計算書とは

キャッシュフロー計算書は1年間で資金がどのように動いたのかを把握するための資料です。2期分のB/S(貸借対照表)と1期分のP/L(損益計算書)があればできるものです。別に年次でなくても、月次でも作ることができるので、半期で作ることも結構あったりします。

P/Lの方は損益と減価償却といくつかの項目だけなので、B/S側で変わる割合が大きかったりします。

中小企業診断士試験で、今は必須になっていますが、苦手な人は飛ばしているのではないかと思います。実際、自分も独立してもしばらくはまともに作れていなかったですし。

フォーマットを作ってみる

キャッシュフロー計算書を自分で一から作ったことはありますか?実務補習であれば、フォーマットに入れていけばある程度はできますし、McSSを使っても簡単に出てきます。

だから、キャッシュフロー計算書をあまり重視しない人もいると思いますし、プロコンでも作れない人は多いです。特に年配の方とか窓口重視の人はその傾向が高いように思います。

ですがもし、独立したいのであればキャッシュフロー計算書を作るフォーマットを作ることをお勧めします。実際に、私も仕事時間にまとまった空きがあれば、フォーマットを今でも修正しています。

フォーマットを作るようになれば、キャッシュフローの仕組みが完全に分かってきますし、短時間で資料を見るだけでも把握できるようになってきます。

キャッシュフロー計算書を簡単に作れるようになるだけで、会社のことがわかるようになりますし、実際に社長に提示するだけで、思っている以上の評価をもらえることも多いです。

この記事を書こうと思った理由

クライアントの資金繰りの事を考えていたので。


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中小企業診断士

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