プロフィールというもの・・・2

目次

先日プロフィールについて記事を書きましたが、もう少し書いておきたいなと思ったのでパート2です。

自己紹介は本当にそれでいいの?

自己紹介は独立診断士にとって、最初の関門だったりします。話すのが苦手な人も多いですし、何より他に先輩診断士が多数いる中で一人で話すというのは緊張します。私も自己紹介をするのは苦手だったりします。

それでも、たくさんの自己紹介を見てきましたが、皆さん普通の自己紹介をするんですよね。当たり前ですけど。やっぱり、診断士の資格を取得する人は何だかんだいっても話はできるんですよ。

ただ問題だと思うのは『自分目線』での自分紹介ばかりだということです。聞いている相手を一番に考えた自己紹介をされているのはほとんど見ることがありません。

あと、自己紹介は山ほど聞いていますが、正直、9割がた覚えていないというのが実際のところです。だから自己紹介は無駄だとするのか、うまく使えるように変えてみるのかというのもスタンスだったりします。

会社員のプロフィールと独立診断士のプロフィール

会社員のプロフィールと独立診断士のプロフィールの大きな違いは使われる前提のものか、選んでもらうものかということです。

会社員のプロフィールというのは、職務経歴だったり、スキルマップだったりするので、会社の中でうまくやれる人間ですよ。どういう部署を通ってきましたよ。という使うことが主体であり、使われること前提のプロフィールです。会社に一度入ってしまえば自分で作ることはほとんどありませんし。

転職の際に提出するプロフィールも人事担当者が『優秀な経歴書』を持つ人を確保するという意味合いが強かったりします。(だから、日本の採用はおかしいと思いますが、それはそれとして。)

独立診断士のプロフィールは『提案書』です。どうやって自分を使ってもらえるか、どういう能力があるのかということを伝えていくことが目的です。相手は毎回違うので、その相手にあわせて対応をしていますかということです。

そうなると相手のことを調べていないでプロフィールを提出したり、自己紹介をするのは本当に正しいですかというところです。特に相手のことを調べていない人が多いのではないかなと思ったりします。

プロフィールは診断士の商品

診断士の商品は具体的な成果物だったり、書籍だったり、評判だったりしますが、プロフィールだって診断士の重要な商品です。ただ、見せ方はTPOによって変えるのが正しいのではないかと思います。

いつも同じ自己紹介やプロフィールを出している人も多いです。面倒になるので、ずっと同じプロフィールのままというのもわかります。ですが、ロングセラーもリニューアルを続けているから、ロングセラーなんですよ。というのは思ったりします。

プロフィールは自分で簡単に変えられるものだから、『誰に』『どう思って欲しい』ということを考えて作ってみてはいかがかなと思います。

自分はできているのか。

つらつらと書いてきましたが、自分の自己紹介はできているのかというのはよくわかりません。独立当初よりはさぼっていますし、ちゃんとやった方がいいんだろうなと思ったりもするのですが、診断士としての知名度は多分上がっているので、見せ方についてそれなりの効果はあったような気が足ます。

ただ、独立当初と今とで大きく違っているのは足し算、引き算です。独立当初は何もなかったので、あれやこれやと足していって自己紹介をしていました。今は沢山伝えたいことはありますが、何を伝えたいかだけ残しているという形ですね。

そろそろ、名刺はリニューアルした方がいいのかなと思ったりもしますが。

この記事を書いた理由

つい最近、自己紹介をしたので。


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中小企業診断士

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