よく使う言葉:「今日の売上は3か月前の結果」

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今日の売上は今日決まっていない。

この言葉はよく支援のタイミングで使います。基本的に売上が増減する理由は今日発生したものではなく、3か月、それよりもっと前に商売として行った活動の結果です。

これはどんな商売でも同じで、製造業でも、小売業でも、サービス業でも売上の立つタイミングは違うかもしれませんが、結果は後で出てくるということです。

新規のお店が中々商売が続かないのも、古参の店がやっていけるのも、この「今日の売上は3か月前の結果」というのが理由です。新店舗については固定客がいないわけですから、売上が上がらないのは当たり前です。

チェーン店は他の店が土台となっているから最初から売上があるだけです。

未来のために行動してもらう。

中小企業診断士の仕事はクライアントに行動を変化させてもらうこと以外にありません。「行動をしない」という行動を変えてもらうのは本当に大変です。

「そんなことしたって、売上は上がらないし」なんて言われることもあります。けど、今の売上が3か月前の結果だということで振り返り(反省)してもらうことと、将来に向けてまず3か月走ってもらうための言葉として使うことが多いです。

結局、診断士に問い合わせがあるのは業績が悪くなった場合がほとんどですし、経営状況としては逆回転している状態なので、そうそう数字は変わりません。けれど、そんな中でも行動を促すために、色々な言葉をかけていきます。

「今日の売上は3か月前の結果」というのも一つの強いメッセージとして効果があると思って使っています。

この記事を書こうと思った理由

8月なのにおせちの通販CMを見たので


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中小企業診断士

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