よく使う言葉「よそ者、馬鹿者、若者」

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組織を変える人

組織というのは居心地がいいようになっていきます。だからこそ、変化を好まなくなってくるので、時代に遅れたりして、最終的に収益が悪化するというのをたくさん見てきました。

特に日本は変化を嫌うので、変わらないということが美徳のように思っているところも多いですが、絶対に変わらないといけないと思っています。

中小企業診断士は変化を促していくのが一番重要なことなのではないかと思う場合もあります。

独立診断士は「よそ者」としての価値がある。

独立診断士は常に「よそ者」です。もちろん、会社の顧問として内側のポジションとなることは十分にありますし、私が支援するときには「中の人」という意識で対応しています。

それでも、よそ者としてのポジションの価値というのもよくわかっていると思うので、よそ者としてコメントをすることを心がけています。

「頑張ってもらっても、頑張らなくても私には関係ない」というポジションを取って、突き放すことも結構やったりします。

結局、自分のポジションなんて、会社の業績さえ上がればどっちでもいいというのが一番の核だと思っているというのもあります。

「馬鹿者」という価値を意識する。

診断士を取得するためにはやはり常識を十分に身につけていることが重要になります。2次試験なんて言うのは書かれていることを読み取り、求められているように回答するという常識人としてのスキルを求められているものだと思います。

けれど、支援の現場に行くと常識人ではつまらなかったり、物事がなかなか進まないということもあります。違う視点で話をすると、現実が見えて、上手く進むなんていうのもよくある話です。

馬鹿者になるのは難しいと思います。ただ、常に馬鹿者でありたいという意識だけはできると思って、常に持つようにしています。

公務員がなりたい職業の1位の国ではこういった馬鹿者のニッチ戦略もありなんではないかと考えています。


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中小企業診断士

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