独立のための勉強3:実務補習を振り返ろう
本当は他の企業がいいですが・・・
結局のところ、診断士の能力はどれだけの案件に触れたかが一番の能力だと思います。新しい案件ができるのであればそれが一番です。補助金申請の手伝いで、企業さんのP/L、B/Sが手元にあるなら、補助金申請後にもう一度、企業の診断をするというのも一つです。
ただ、そういう機会に接することは難しいと思いますので、実務補習の復習をしてみましょう。実務補習の企業さんであれば、資料が手元に合ったりする場合も多いと思います。(基本的には削除しているとは思いますが・・・)
実務補習の資料を振り返ってみると・・・
実務補習の時は短期間ですし、知識もそこまでないので、実務補習で作った報告書は沢山粗があるはずです。もし粗が見つからないとしたら、それはおかしいです。もし完璧なものができていると判断するようなら、すぐ独立できる能力があるのか、もしくは成長していないということで、独立に向かないのかもしれません。
実務補習の指導員に差があることはもちろんですが、基本的にそこまでしっかりした資料を作れるはずはありません。大体の場合は「指導員の私が作ったら、短期間で、もっと深いことができる。分かりやすくできる。」と思っているはずです。
自分が作ったパートはもちろんですが、他のパートも同じです。今になってから指導員のコメント、誘導なども振り返ってみると、理由がわかるものもあると思います。
基本的には独立すれば、全てのパートに対応できるようにならなければなりません。今の自分は実務補習の報告書以上の調査ができるか。提言ができるか。というのが一番重要です。特に提言の重要性を感じていれば、1回目の資料のできには問題を感じて当然です。
独立すれば、仕事のアドバイスをくれる人はいなくなります。ストレスはなくなりますが、本当にこれでいいのかという恐れは常に持つようになります。だからこそ、実務補習のコメント等は大事にしてもらうといいかと思います。
上記のことを下記ながら、実務補習の指導員になる怖さを改めて感じます。
この記事を書こうと思った理由
独立のための勉強を10個ぐらい書こうと思うので。
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