動け、動け、動け。PART1

目次

動くことしか変わらない

タイトルは『エヴァ』っぽいですが、内容はそういう話ではありません。

企業内の方と違って、生活の全てが診断士となっているので、多分、10倍~100倍の診断士時間を生きていると思います。8年間の診断士生活の中で、たくさんの人と出会ってきました。

評価される人、成功している人の共通点は「動く」ということです。

「最近の若い人は指示待ちだから」なんて言う言葉はよく聞きますが、診断士を取った方々でも、指示待ちになってしまっている人が多いように思います。

もちろん、何をしていいのかわからないというのはよくわかります。怖いところもわかりますが、自ら動く人は結果として企業内での配置転換、転職、独立というような形でやっぱり生活が変わっています。

どういう動きをすればいいのか

診断士資格を取ったばかりの人がどう動くといいのかということに関しての答えはありません。もちろん人生として、診断士として、目指すところが違っているので「これが答えだ」みたいなことはありません・・・が、せっかくなので、ここでは副業(補助金)とそれ以外と独立に絞って、こう動いたらいいんじゃないかということを記載してみたいと思います。

副業(補助金)

「補助金申請支援」について、私は正しくないと思っています。「成果物」が出来上がりますし、やっている感は出てきますが・・・。(個人的に補助金申請支援ビジネスが嫌いだということは伝えておきます。)

補助金申請ビジネスで本気でお金を稼ぎたいだけなら以下のスケジュールでやれば、いいと思います。

■1年目
1.開業届を出す
2.先輩診断士にお話をして、記載する経験をする。
3.診断士の中で補助金の審査員をしている人がいるなら、その人に評価のポイントを聞く。

■2年目以降
1.直受けをやりたい診断士が集まる
2.グループのHPを作る
3.ターゲット地域の企業のHPを参照して、直接メールや電話でアプローチする。
4.セミナーもやってみる
5.製造機器メーカーへアプローチをする。成果報酬を5%でやると伝えていく。

すでに補助金申請ビジネスは複数年経過してきているので、ノウハウがない人が参入できるレベルではなくなっています。経産省などが補助金ビジネスを省こう、国の政策の全てを取り込もうとなっている中で内容が複雑化しすぎており、一般の企業が申し込みすることはほぼ無理だと思います。

副業診断士が補助金ビジネスを「濡れ手で粟」と思われているところから変えてくれるなら、個人的にはありかもとは思ったりしますが。

副業診断士を目指す場合

副業診断士の場合はまず会社にOKをもらうことが一番です。基本的には「競業避止義務」などは守らないといけませんし。

大体の場合は日本では副業の仕組みができていないので、自分で社内の副業の制度を作り上げるというのが一番重要になると思います。それをやるだけでも、良い勉強になるはずです。

副業診断士としてはHP制作能力を高めるのが一番の近道だと思います。端的に言えば『wordpress』を勉強して、HPをたくさん作ってみることから始めたらいいと思います。

なぜなら、独立診断士にHPを作ることができない人が多いから。

自分のHP、先輩診断士のHP、県協会HPなどを作っていけばいいと思います。無料で作るのがポイントです。(広告宣伝費だと思うのが、精神的にいいです。)

このサイトはフリーの『Luxeritas』を使っていますが、『wordpress』の勉強にはありだと思います。

特に自分のHPはどんどん更新していけばいいので、デザインを含めて変更して良くしていくようにすればいいと思います。ワードプレステーマを買うのもいいのかもしれません。

そこそこのHPが作れるようになれば、パンフレット、提案書を作った上で、先輩診断士にアピールして、HPを10万円ぐらいで作成するという話を持って行けばいいと思います。

そうすれば、副業としてHPを作ることで入っていき、データ分析などについても下請けとして実施していけるようになるので、能力・実績を積んでいき、直接受注を目指すということができると思います。

独立診断士を目指す場合

長くなったので、これはpart2で。


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