サラリーマンとプロコンの違い

目次

就業時間という概念の違い

サラリーマンは就業時間というものを非常に強く言われるようになりました。コンプライアンスもありますし、残業代の削減(いわゆる効率化)という圧力もあります。特にコロナ禍でこの勢いは非常に強くなっているようにも思います。

多分、いいことなんだと思います。働くために生きているわけではないですし、ライフタイムバランスというのもありますから。会社に電話しても「もう帰りました」という言葉はよく聞くようになっています。「まだ、電話しているんですか?」という意見はもっともですが、電話の方が楽なことも多いので。

ただ、独立してしまうと就業時間という概念はなくなります。9時から5時という仕事の仕方は当たり前ではないです。窓口支援を中心にするとあまり変わらないかもしれませんけど。

朝の4時から働いて、昼寝をして、夕方から働くなんて言う生活も珍しくありません。携帯電話だけおいておけば、寝ていても誰も文句は言わないですから。

時間という概念の違い

時間に対しても大きく変わってきます。成果を出すために必死に働いているサラリーマンがいることは十分承知していますし、管理の目もあるので、独立している人みたいにサボることも自由ではないと思います。

ただ、明らかに時間に対して考える点は時間でお金をもらうか、時間でお金を稼ぐかという点です。組合員でなくなれば、成果に対しての報酬になりますが、やはり時間の制限というものが一番になるのではないでしょうか。

独立した診断士は時間でどうやって稼げるか、付加価値・成果を出せるかという視点にあります。そして、儲けが足りなければ、働く時間を際限なく増やしていくということになります。(24時間、365日を超えることはできませんが。)

この1時間で何をして、どれぐらいの稼ぎになるだろうかという視点は常にあり、効果・効率というものを考えるようになります。もちろん、費用に対しても同じように判断します。

独立・フリーランスの方が自然?

こうやって記事を書いていくと独立診断士の方が自然に思えてきます。効果に対してしかお金をもらいませんし、もちろん成果が報酬に見合っていなければ切られていくこととなります。製造業の発想でやっていたので、今まではサラリーマンという形が最適だったんだと思いますが、テレワークができるような仕事は全てサラリーマンである必要はないように思います。

アメリカでフリーランスが増えているのは自然なことだからのような気もします。基本的に全ての事業は自然な形になっていくので、日本でも独立、フリーランスに移っていくような気もします。


記事の内容が良かったらタップ、クリックお願いします。

中小企業診断士

中小企業診断士