独立して食べられるのか。
一番心配に思うのは独立して食べられるのかということですよね。収入が増えなくても、食い詰めない生活ができるのかというのは気にして当然だと思います。
結論は食える人もいる。食えない人もいる。それだけです。開業した人の生存率なんて言うのはよく聞きますが、50%ぐらいなのではないかと思います。この人は残るなと思った人は大体残っていますけど。
私は運が良かったので2年目で前職の収入を超えました。3年目ぐらいで超える人が多いようには聞いています。もちろん初年度で超える人もいますね。
よく顔を出している人はほとんど生き残っているような気もします。よく顔を出すから生き残るのか、生き残っているから顔を出しているのかはわかりませんが、少なくとも顔を覚えられてナンボの世界なので、やっぱり色々と参加するのが一番いいようには思います。
ただ、食える、食えないの話で言うと自分が感じているのは中小企業診断士の世界は他の士業に比べて夢はあるかなと思います。弁護士さん、弁理士さん、税理士さんと話を聞きますが、それよりは収入を得やすいと思います。人数的にも、分野的にも。
独占業務がないから戦えないという人も良く聞きますけど、パイがひたすら小さくなっている独占業務とそこら中に食べ物が見えている業務とどっちに行きたいかということだと思います。
それでも『やっぱり独占業務の方がいいだろう』という人は診断士として独立するのは個人的にはやめておいて欲しい。そういう人は安定した仕事を求めているだろうし、コンサルタントとして社長に接してもまともな支援はできないだろうから。
あと独立するタイミング(年齢)ですが、30代の独立が一番生き残りやすいと思います。理由は若いから。それだけです。年齢を重ねて、定年してから独立するとやっぱり中小企業診断士(コンサルタント)という活動は難しいみたいです。見ていてそんな感じですね。ただ、●●コンサルタント(中小企業診断士)の方は成功している人も結構いるかな。
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