中小企業診断士に関するTwitter微炎上の件

ちょっと昔のツイッターの書き込みで軽く炎上したという記事があったということで、この件に関して少し考えてみようかと思いました。(調べてみたら7月11日にも書き込みをしているんですね。)

田端氏について詳しく知らないのですが、リクルートとかライブドアとかLINEとかZOZOとか正直香ばしい経歴の方が、「診断」という名前に突っ込んでいたということですが、このことについては少し触れておきたいなと思っています。

以前の投稿でも記載はしたのですが、診断士の設置された目的は「経営の診断及び経営に関する助言」なので、「治療」についてはできるだけやっているというのが実際のところです。

ただ、診断士はどちらかという内科医と同じで、診断をして、薬(助言)を処方するまでが基本的な仕事です。実際に会社が薬を飲んで、対策を行っていくかは別の話だったりします。薬を正しく飲まない人、タバコを止めない人、やせる努力をしない人が治らないなんて言うのはよくあることだったりします。もちろん、リハビリ(実行支援)まで付き添うこともありますが。

この炎上のネタで一番気になったことは、「中小企業診断士」という文言が出てきたことだったりします。腐すということは腐すだけの価値を認めたからということだと思うので。

オンラインサロンで経営的なテーマを取り扱う人にとって、テーマがかぶるし、明確に「敵」だと感じたから腐したんだと。実際「税理士」については腐していないんですよね。オンラインサロンにおいて敵ではなく、どちらかというと顧客だと思ったのかもしれません。

実際のところ、中小企業診断士として能力が優れている人も多いですが、不足している人も多数いることは事実なので、言っていることが全て間違いだとは思いませんが、叩きたい、叩いたらかっこいいと思ったんでしょうね。

正直、こういった発言が出てくるようになってきたのはありがたいと思います。良くも悪くも中小企業診断士に対する注目度が高まってきたことだと思いますので。

一方で、中小企業診断士の能力を向上させる仕組みも作っていくことが必要なんだろうなとも感じます。理論更新研修だけでは全然足りないですし。質にも問題はあるので・・・。


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中小企業診断士

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