中小企業診断士のお仕事6.執筆
中小企業診断士と執筆
中小企業診断士の仕事の一つとして執筆というのが昔から言われています。実際、書くことは仕事でも、協会活動でもありますし、確実にタイピングの能力はある方がいいと思います。
昔は「北斗の拳」のタイピングソフトで練習しましたし、その能力は今でも非常に役立っています。タイピングが早いと議事録の作成なども苦にならないので、練習しておいた方がいいかもしれません。
議事録に関してはソフトウェアがかなり良くなっているので、この先は不要になるかもしれないですけど。(microsoft video indexerは使いやすいと思いました。)
執筆では食べられない
執筆で食べることができるかですが、答えはNoです。
少なくとも、私は執筆でお金をもらったことはありません。なので、わかっていないということもあります。ただ今まで、たくさんの診断士の方と出会っていますが、執筆が本業という方は聞いたことがありません。
WEBライターの方がいらっしゃるのは十分理解はしています・・・が、WEBライターの方の収入は比較的少ないですし、1,000万円の売上を目指すのもかなり厳しいだろうと思います。
ある分野の専門家として非常に知名度が高く、その人の文章・コラムであれば50,000円払いたいというような人であれば、年間200本書くことで1,000万円となりますが、そういう人は中小企業診断士ではなく、「その人」ですね。
共著をしたこともありますが、相当な時間がかかりますし、売上には一切影響しません。大体、自分の名前の本なんて売れるとも思いませんし。
クラウドワークスで調べると、1件1,000円以下のものが結構ありますが、どれだけやったら稼げるようになるのだろうと思います。それに資格取得のネタばっかりですし。スキルアップにもつながらないような。
あと調べていて、産廃の申請書の仕事もあるんだというのが気になりました。診断士の名前だけを必要としているんだろうなというのが正直嫌ですね。独占業務が増えたら、余計にこんな扱いになってしまうんでしょうね。そして仕事の質が下がって、診断士の評価も下がっていきそう・・・。
スキルアップ・副業としてはOK
ただ、執筆自体はスキルアップとしてはOKだと思いますし、書くことに慣れるのはいいことだと思います。
副業としても取り組み易いので、ありだとは思います。診断士を生かした仕事にできるかというとちょっと疑問符つきますが。
中小企業診断士としての有名になるライターさんが出てきてもらうことも望んでいます。診断士の名前が社会に出てくるきっかけにもなりますし。
個人的には診断士の『転生もの』を書いてみたいなんてことも思ったりはするんですが・・・。さすがに時間がないし、面白くさせられる自身もないです。
記事を書いた理由
仕事に関して執筆の記事を書いたことがなかったなと思ったので。
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