ビジネスモデルキャンバスについて思うこと

目次

そもそもビジネスモデルキャンバスとは

ビジネスモデルキャンバスとは経営のフレームワークであり、海外で作られたものです。

自社の提供する価値を基に、顧客と仕入先があり、それをつなぐ活動だったり、提供方法というものを見える化するというものです。そして、コストとマネタイズという部分についても考えるというものです。利益を生み出す仕組みという点ではわかりやすいのかもしれないとは思います。

勉強したこともないので、詳細については分かりません。創業や新規事業などでよく使われているようです。ただ、個人的には一般的なビジネスモデル図、業務工程図との違いがそこまでわかりません。

新しいフレームワークは使いにくい

歳を取ってきているからというのもありますが、新しいフレームワークは非常に使いにくいです。覚える気がないというのもあります。

仕事の中で使っているフレームワークはSWOT、PEST、4P、バリューチェーンぐらいだと思っています。ただ、この4つに関しては他の人よりも使えているだろうと思いますし、特に4Pは使用している数が非常に多いので、いわゆる熟練度も高いと思います。

VRIOだとかBSC(バランススコアカード)だとか、いっぱいありますが、結局のところ、これらを使おうとは思いません。大体が複雑ですし、知らないフレームワークを使っても、お客さんがチンプンカンプンになります。

戦略コンサルなど威厳を大切にする場合は大層なフレームワークを使うのも一つの方法だと思いますが、診断士みたいにお客さんの行動を変えることが重要という場合はお客さんにわかってもらうのが一番重要だと思っています。

また、今の自分の感想ではフレームワークに頼ってしまうと、それありきで進んでしまうので、本質を逃してしまうような気がします。もちろん柔軟に案件に対応するのが好きという性格も理由だとは思います。

実務補習(診断士の実習)でSWOTで方針を決めて進めていくというのは非常に危険と思っています。

MECEや見せるためのツールとしてチェックに使うのはあり

フレームワークの文句を記載してきましたが、フレームワークをMECE(漏れなく、ダブりなく)になっているかを確認するためにはいいかなと思います。

会社のビジネスの理解度を確認できますし、フレームに落とし込んで、足りないところは再確認するということもできます。私の場合はバリューチェーンを使っています。

また、SWOTに関してはフレームワークに落とし込むと見やすくなるので、相手に説明する場合に使います。最後にまとめとして作る感じになりますけど。

この記事を書こうと思った理由

ビジネスモデルキャンバスで作られた営業提案書を見たので。


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中小企業診断士

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